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仮想土地購入や商標出願も
グッチがメタバースで仮想土地を購入、米国マクドナルドがメタバース内で使う商標を出願しました。
海外ブランドのメタンバース進出が止まりません。
グッチがメタバースのマーケットプレイスでゲーム開発をおこなっているSandBoxで仮想土地Landを購入することを発表。
2022年2月1日にNFTのSUPERGUCCI(スーバーグッチ)をリリースし即売となり、その同じ月に仮想土地を購入という早い動きには、それだけのビジネスチャンスがあるということを物語っています。
他にも、ナイキがバーチャルデザインのRTFKを買収など、ブランド各社のNFTやメタバースへの積極的な姿勢が目立ちます。

2012年から
SandBoxは、Borget Sebastien氏とArthur Madrid氏の二人によって2011年にプロジェクトが始まり、2012年にゲームをリリース。仮想不動産最大手のDecentralandは2015年に登場したので、それよりも約3年早くスタートしたのがSandBoxということになります。
そのSandBoxの仮想土地をグッチが購入するとなると、その周辺にはファッション関連のブランドが集まってくる可能性が高いです。パリやニューヨーク、東京などのファッションウィークと並ぶ、メタバース内でのショーが開催されるようになるでしょう。
There's a 3x3 Estate with an exclusive fashion mansion made by @LadyPixyCompany available on auction, 2 hours left only!
Price is incredibly low for a 3x3 value 😉https://t.co/QIy1835Vqg https://t.co/ZqfcHpvmS4 — Sebastien 🏞 (@borgetsebastien) February 14, 2022
1 drop? 1 opportunity? #SuperBowl pic.twitter.com/1gEPfom5bV
— Arthur Madrid (@arthurmadrid) February 14, 2022
バーチャルアイテムを扱うメリット
ブランドがバーチャルアイテムを扱う理由としては、コストの大幅な削減という理由が挙げられます。実際の製品の場合、原材料費、人件費、流通コストなどがかかります。また、過剰生産や過剰在庫を抱えてしまうと、そのままコストとして収益を減らしてしまいます。バーチャルの場合、原材料費はもちろんのこと、生産に要する人件費もいらなくなり、在庫を抱える必要もありません。更に、流通コストもかかりません。

ユーザーのメリットは?
では、メタバースでブランドを持つユーザーにとってのメリットは何か?というと、メタバースという仮想生活空間で遊んだり、ビジネスをするようになれば、服装やアクセサリーが気になってきます。
将来的には1億人のユーザーが利用すると言われているメタバースは、第2の生活空間となり、実際の生活空間と同じようにブランドは大切なアイテムになるでしょう。アバターと呼ばれる分身にブランドを身につけさせることがステータスになれば、メタバース内で他のユーザーに好印象を与えるだけでなく、自分らしをアピールすることも可能となります。
また、メタバースという第2の生活空間で、日常では身につけられないようなきらびやかなアクセサリーなどをアバターに付けさえて、別人のような自分を演出して楽しむこともできるようになるでしょう。
McDonald's is headed to the metaverse.
The company has filed 10 (TEN!) trademark applications indicating it plans to offer "a virtual restaurant featuring actual and virtual goods" and "operating a virtual restaurant featuring home delivery."#Mcdonalds #Metaverse pic.twitter.com/J9pK7EK9nl — Josh Gerben (@JoshGerben) February 9, 2022
メタバースでの商標
米マクドナルドがメタバース向けの商標を出願しました。
仮想空間で遊んだり、仕事をしている時に、マックのハンバーガーを注文して自宅まで配達してもらい、ゲームを楽しんだり、ビジネスを続けたりする日がそのうちにやってきます。今回のマクドナルドの動きは、それまでにメタバースで使う商標を取得しておくことを念頭に置いたものです。
また、マクドナルドはメタバースでコンサートなどのイベントを開催することも計画中とのことですので、スポンサーとして欠かせない商標登録を早めに済ませておこうという狙いもあるのでしょう。
New Thinking
新しい時代に合った考え方で未来を自分の手に入れる。
